[ウンコキラー]

〜ウンコラーメン〜
呪われたラーメン屋『ラーメン珍長』。バカこと新実大介がまた来ていた。店長に襟足を掴まれ顔面から地面に叩きつけられたのに、こりもせずまた来るとは……。
翌日、なにごともなかったように、暖簾をくぐってバ ...

[空手対幽霊]

〜俺の名は死だ〜
暗黒。
何十年も人の住んでいない郊外の呪われた廃墟のドアの影で、悪意と憎しみの塊である未知なる生命体は生きていた。
持ってる感情は、どす黒い怒りのみ。タンパク質もDNAもRNAも持っていないが ...

[空手対幽霊]

〜ローマ法王がフェラチオ〜
新宿区歌舞伎町二丁目。都立大久保病院やハイジアの近くにある一見ごく普通のラーメン屋『上海亭』。
黒岩鉄玉郎は、今日も新宿一うまいと一部の変質的マニアに言われるラーメンを客に出していた。うまい ...

[空手対幽霊]

〜血の袋〜
そこに携帯電話がかかってきた。敬愛する鉄玉郎さんかと思って、如月が出ると馴染みの客の女だった。ホストクラブの早朝営業の前に、如月と食事をしようという誘いである。ちょうど良いので、如月は女をこの駐車場に呼んだ。それか ...

[空手対幽霊]

〜奴は生きている〜
「ま……まだ、生きている」
如月たちは驚嘆した。ハンバーグや肉をコンロにかけたまま忘れてしまい、黒焦げの炭の塊に変えてしまった体験があるだろうか?
如月たちの目の前にあるのが、まさにその状態 ...

[空手対幽霊]

〜スターへの階段〜
「俺はすごいやつだ」
その夜、歌舞伎町の三流ホストクラブ『江戸男』のナンバーワン・ホストであり、我らがサイコ空手家、鉄玉郎の一番弟子である頭の悪い長髪、如月星夜は店内でひとりごとを言った。

[空手対幽霊]

〜UFOなのはお前の首だ〜
店のドアが開いた。
「いらっしゃ……」
鉄玉郎の顔が凍りついた。新宿署の刑事、青田寧男だった。
「捜査令状はあるのかッ!」
いきなり鉄玉郎は怒鳴りつけた。
「 ...

[空手対幽霊]

〜魔性のラーメン屋〜
新宿区歌舞伎町二丁目。西武新宿駅を出て、東京都健康プラザ・ハイジアの前の歌舞伎町交番を左に曲がる。その通りをしばらく歩き、最初の角を右に曲がり少し行くと、不潔なラーメン屋『上海亭』がある。
我らが ...

[空手対幽霊]

〜この腐れ公安め〜
今日は鉄拳会館の練習の日である。鉄拳会館のような弱小の空手流派では、自前の道場を持つなんてことは、夢のまた夢だ。
鉄拳会館は武蔵野市北町にある、武蔵野市学習センターという施設の、第二集会室を借りて、 ...

[空手対幽霊]

〜地獄の炎が見えるか〜
絶叫した結衣は、アイマスクを取り、男の顔を見た。
どうして知っているの?
結衣の心の中は疑問符でいっぱいになった。なぜか男には、結衣の心の中の声が聞こえるようだった。男は返答した。 ...