[ヒトデ男の恐怖]

~暑い国から帰ってきたスパイ~
モヤシは目を覚ました。
「ここはどこだろうか?」
だんだんと記憶がよみがえってきた。ヒトデ男に追われて庭に逃げ込んだ時に、穴に落ちたのだ。たぶん古井戸ではないか……。上を見ると穴 ...

[ヒトデ男の恐怖]

~当たらずとも、遠からず~
門前正月は、さっそうとパトロールを続けていた。先日、悪役プロレスラーに襲われていたキャバクラ嬢を救って以来、地域のパトロールが日課になってしまったのである。身体も心も調子も良い。ウルトラ忍者を演じて ...

[ヒトデ男の恐怖]

~昼の行灯~
弱虫探偵団の子らには、河童などはいるわけがない!と偉そうに断言したものの、珍保長太郎はその話が気になって仕方がなかった。念のために、翌日の昼間、出前の帰りに赤堤沼を見に行くことにした。
「ぐわっ!」

[ヒトデ男の恐怖]

~ハクビシン~
代田橋の駅前のラーメン屋の店主、珍保長太郎は愛用の業務用自転車『チンポ号』に乗って走っていた。うららかな春のはじまり。気温はまだ低いが、そのなかに生暖かな春の陽気を予感させる風が吹いていた。今日は天気が良い。 ...

[ウンコキラー]

〜お尻の穴が裂けちゃう〜
「きゃあああああああああああああああああっ」
見ると死にかけ老人こと大山田統一郎が、キャリーこと小杉浩子に襲いかかっていた。
「大山田さんッ! なにをするんですかッ! 警察を呼びますよ ...

[ウンコキラー]

〜ザ・フィッシング〜
日が暮れた。
「うがあ……」
バカは無気力になっていた。脳みその一部を摘出したロボトミー患者のように、うつろな存在になった。心が壊れてしまったのである。
珍保長太郎は、そのバカの服 ...

[ウンコキラー]

〜玉川上水でお前も死ね〜
「店長、どうして店の床に歯がぽろぽろと落ちているんですか」
翌朝、手下のバカこと新実大介が、店内の掃除中に余計なことを言い出した。
「うるせえ」
すげない店長。
「さら ...

[ウンコキラー]

〜地獄ラーメン〜
ラーメン珍長。
ミザリーこと神保千穂は、いつも老人ホームから電話で出前を頼むだけだったので、店に来たのは、これが初めてだった。不潔で汚い。酸化した豚の脂の匂いがひどい。吐き気がしてきた。頭のおかしい異 ...

[ウンコキラー]

〜地獄から出前に来ました〜
夜の10時。老人ホーム天国の門。大阪の漫才師のような頭の下品な女、ミザリーこと神保千穂が出てくる。
「オホホホッ! 今日も臭くて汚い老人どもを、影でいびって楽しかったわッ!」
勝ち誇 ...

[ウンコキラー]

〜ネズミ捕り〜
親愛なるイエス・キリストに生贄をささげた効果があった。その日のうちに老人ホーム『天国の門』で動きがあった。どうやら、神は実在するようだ。
天国の門の裏庭。ここは庭掃除の道具などが入っているヨド物置がある ...