[ヒトデ男の恐怖]

~ハクビシン~
代田橋の駅前のラーメン屋の店主、珍保長太郎は愛用の業務用自転車『チンポ号』に乗って走っていた。うららかな春のはじまり。気温はまだ低いが、そのなかに生暖かな春の陽気を予感させる風が吹いていた。今日は天気が良い。 ...

[ヒトデ男の恐怖]

【怪奇小説】ヒトデ男の恐怖
~ザ・ネスト~
巣。ネストである。やつらは暗い巣の中で、うごめいていた。
「憎い……。この世の全てが憎い」
ひとりが口を開く。死んだような目をしている。その目の中には憎しみの ...

[ウンコキラー]

〜天国の門〜
出前である。珍保長太郎は愛用の業務用自転車に出前箱をぶら下げて走っていた。この業務用自転車というのが、ひたすら重い。重いがじょうぶなので、よほどのことがないと壊れない。珍保長太郎は気に入っていた。名前をチンポ号と ...