ウンコキラー

【怪奇小説】ウンコキラー
〜ウンコ殺人事件〜
あなおそろしや。あなおそろしや。ここは呪われた街、代田橋である。呪われてるだけあって、ろくなことが起きない。
「ああ、漏れる漏れる……。おしっこが漏れてしまう……」 ...

ウンコキラー

〜ラーメン珍長〜
「ウンコキラーか」
珍保長太郎はラーメン珍長のカウンターの中でつぶやいた。店長である。もごもごして滑舌が悪い。2m近い大男である。巨乳女子大生がウンコを持った精神異常者に襲われたマンションは、駅を挟ん ...

ウンコキラー

〜チンポコが切れて落ちている〜
京王線の代田橋駅の北口を出て、左に曲がると大原稲荷神社がある。陰気で猥雑な感じの神社だ。神社というとありがたいものであるが、この神社はまったくありがたみを感じない。いかがわしいと言っても良いよう ...

ウンコキラー

〜ウンコラーメン〜
呪われたラーメン屋『ラーメン珍長』。バカこと新実大介がまた来ていた。店長に襟足を掴まれ顔面から地面に叩きつけられたのに、こりもせずまた来るとは……。
翌日、なにごともなかったように、暖簾をくぐってバ ...

ウンコキラー

〜天国の門〜
出前である。珍保長太郎は愛用の業務用自転車に出前箱をぶら下げて走っていた。この業務用自転車というのが、ひたすら重い。重いがじょうぶなので、よほどのことがないと壊れない。珍保長太郎は気に入っていた。名前をチンポ号と ...

ウンコキラー

〜地獄で麻原が待っているぞ〜
ラーメン珍長。
うんざりすることにバカこと新実大介に、珍保長太郎にすっかりなつかれてしまった。
「おかえりなさいませ、店長様」
店に戻ったらバカが三つ指をついて出迎えた。珍 ...

ウンコキラー

〜死にかけ老人〜
この世には生きている人間と死んだ人間がいる。死んでいない人間はだいたい生きている場合が多い。だが、中には幽霊でもないのに生と死の中間くらいのポジションを保持しているものもいる。
珍保長太郎が『死にかけ ...

ウンコキラー

〜塩だッ塩をまけッ〜
今年は猛暑なので小便は蒸れてすぐに発酵した。柔らかい白色の調理師用スラックスが、乾いた尿でごわごわになる。自分が臭い。珍保長太郎はズボンを着替えるためにラーメン珍長に戻った。バカが、かいがいしく迎える。 ...

ウンコキラー

〜地獄の底〜
深夜の代田橋である。キーコ、キーコと珍保長太郎は愛用の業務用自転車、チンポ号を走らせていた。運動である。中年になってから珍保長太郎は急に太り出してきた。もともと、大飯食らいの上に毎日、大量に売れ残っている背脂がコ ...

ウンコキラー

〜逃亡者〜
「……ですから、私は一週間も店長の顔を見ていませんし、給料が払われる予定もないし、ほんとうに困っているのです。あのひと、ちょっとほら……。頭おかしいですよね? やっぱりやったなあ、という感じですよ。まったく、ひとか ...

ウンコキラー

〜昆虫採集家〜
老人ホーム『天国の門』。
それは東松原の住宅地の中にある。死に行く人々が、つかの間の時間つぶしをしている待合室のような場所だ。その裏は緑豊かな児童公園になっている。公衆トイレ、鉄棒、ベンチと大きな木々の ...

ウンコキラー

〜ネズミ捕り〜
親愛なるイエス・キリストに生贄をささげた効果があった。その日のうちに老人ホーム『天国の門』で動きがあった。どうやら、神は実在するようだ。
天国の門の裏庭。ここは庭掃除の道具などが入っているヨド物置がある ...

ウンコキラー

〜地獄から出前に来ました〜
夜の10時。老人ホーム天国の門。大阪の漫才師のような頭の下品な女、ミザリーこと神保千穂が出てくる。
「オホホホッ! 今日も臭くて汚い老人どもを、影でいびって楽しかったわッ!」
勝ち誇 ...

ウンコキラー

〜地獄ラーメン〜
ラーメン珍長。
ミザリーこと神保千穂は、いつも老人ホームから電話で出前を頼むだけだったので、店に来たのは、これが初めてだった。不潔で汚い。酸化した豚の脂の匂いがひどい。吐き気がしてきた。頭のおかしい異 ...