Sister And Flowers

ケント紙、不透明水彩
ヤフオクに出品中
Sister And Flowers
くまちゃん

リキテックス
ケント紙
【イラスト生原稿】くまちゃん【ホラー漫画家・神田森莉】サイン入り
死骨1

今から四十億年前。ペルセウス座二重星団から来たペルセウス人の乗った宇宙船が事故を起こして太陽系の第三惑星に墜落した。当時の第三惑星は気温が数百度、海はぐらぐらと沸騰していた。宇宙からは強い紫外線や電荷を持った素粒子が降り注ぐ。過酷な ...
【怪奇小説】ヒトデ男の恐怖~ウルトラ・エンド~完

~ウルトラ・エンド~
ラーメン珍長。
「バカヤロウ。この糞ったれが」
ヒルアンドン巡査こと安藤正義は、やさぐれていた。休職あつかいになったのである。今日は夕方、ラーメン珍長が開く前から店の前で待っていた。すでに ...
【怪奇小説】ヒトデ男の恐怖~スチーム・ローラー~

~スチーム・ローラー~
シュッポ! シュッポ! シュッポ! シュッポ!
人間スチーム・ローラーである拓也は、軽快に路上を進んでいた。頭の中は明快、かつ、明晰。かつて、これ以上、曇りがなかったことはない。蒸気機関のことが ...
【怪奇小説】ヒトデ男の恐怖~サンダー・ファイヤー~

~サンダー・ファイヤー~
あな恐ろしや、ヒトデ男の怪異。
しばらくして、モヤシが兄をラーメン珍長に連れてきた。ついでに、デブとキチガイもついてきた。今回の冒険の打ち上げという感じらしい。モヤシの兄、坪内拓也は十年ぶりに ...
【怪奇小説】ヒトデ男の恐怖~ファイヤー・サンダー~

~ファイヤー・サンダー~
珍保長太郎はヒトデ男を、ラーメン珍長に招待した。
「これがラーメンというものであるッ!」
ドーン。
と、出された食物を見て、ヒトデ男は驚いた。人間には違いないが、やはりこのよう ...
【怪奇小説】ヒトデ男の恐怖~お前もなかなかやるじゃないか~

~お前もなかなかやるじゃないか~
モヤシは自分のアパートの前で意識を取り戻した。兄といっしょに救急車に運び込まれるところだった。兄はまだ気絶していた。モヤシはヒルアンドン巡査と珍保長太郎に、赤堤沼の隣家の二階に、デブとキチガイ ...
【怪奇小説】ヒトデ男の恐怖~お前を肉便器にしてやる~

~お前を肉便器にしてやる~
ゴロゴロゴロ。
にわかに空が暗くなってきた。さいきん、世田谷では滝のような夕立が降ることが増えた。大きな雨つぶがぱらついてきた。歴史的な大雨が降ってきたら、どうなるだろうか、とモヤシは考えた ...
【怪奇小説】ヒトデ男の恐怖~川口弘探検隊が洞窟に入る~

~川口弘探検隊が洞窟に入る~
代田橋のモヤシの住んでいるアパートの裏。ヒルアンドンこと安藤正義巡査長の指揮のもと、地下下水道を調査する探検隊が集まっていた。小学生たちがいなくなって一週間弱。安藤はどうしてもっと早くこの下水道の ...