Sister In The Sea
アクリル絵具、透明水彩、ケント紙。
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Making – Sister In The Sea :
【怪奇小説】ヒトデ男の恐怖~暑い国から帰ってきたスパイ~
~暑い国から帰ってきたスパイ~
モヤシは目を覚ました。
「ここはどこだろうか?」
だんだんと記憶がよみがえってきた。ヒトデ男に追われて庭に逃げ込んだ時に、穴に落ちたのだ。たぶん古井戸ではないか……。上を見ると穴 ...
【怪奇小説】ヒトデ男の恐怖~川口浩探検隊ではない~
~川口浩探検隊ではない~
元、極悪レスラー三船龍太郎はドブのような沼の中で息を吹き返した。脳震盪だ。現役時代はなんどもやっていた。毎日、頭を強打する生活を送っていたので、気絶するくせがついてしまったのだ。職業病というには、忌ま ...
【怪奇小説】ヒトデ男の恐怖~のっぺらぼう~
~のっぺらぼう~
モヤシは、いきようようと帰宅した。学校では襲いかかってきた唐木将紀を倒した。
俺たち、ホラー探偵団もなかなかやるじゃないか。
もう弱虫探偵団などとは、誰にも言わせない。
後日、唐木から ...
【怪奇小説】ヒトデ男の恐怖~あれが殺しにくるよ~
~あれが殺しにくるよ~
トロを食い損ねた小犬は、裏庭の錆び付いたエアコンの陰に隠れていた。
下水口の奥に、いやなやつがいる。悪いにおいがするぞ。
これに見つかったら、食べられてしまう。
小犬は鼻をひくひ ...
【怪奇小説】ヒトデ男の恐怖〜闇にうごめくもの〜
~闇にうごめくもの~
なぜか、とつぜん、怒り始めて去ったラーメン屋店主を見送りながら、子らはあぜんとしていた。
「珍さんはなにを怒ってるのかな?」
モヤシが言う。
「あの男は頭がおかしいからな。きょどう ...
【怪奇小説】ウンコキラー〜地獄の底〜
〜地獄の底〜
深夜の代田橋である。キーコ、キーコと珍保長太郎は愛用の業務用自転車、チンポ号を走らせていた。運動である。中年になってから珍保長太郎は急に太り出してきた。もともと、大飯食らいの上に毎日、大量に売れ残っている背脂がコ ...
【怪奇小説】ウンコキラー〜天国の門〜
〜天国の門〜
出前である。珍保長太郎は愛用の業務用自転車に出前箱をぶら下げて走っていた。この業務用自転車というのが、ひたすら重い。重いがじょうぶなので、よほどのことがないと壊れない。珍保長太郎は気に入っていた。名前をチンポ号と ...
【怪奇小説】ウンコキラー〜ウンコラーメン〜
〜ウンコラーメン〜
呪われたラーメン屋『ラーメン珍長』。バカこと新実大介がまた来ていた。店長に襟足を掴まれ顔面から地面に叩きつけられたのに、こりもせずまた来るとは……。
翌日、なにごともなかったように、暖簾をくぐってバ ...