極道ラーメン『歌舞伎町大戦争』
極道ラーメン『歌舞伎町大戦争』
これは危ない極道ラーメン。頭のおかしいラーメン屋がヤクザ闘争に巻き込まれた!
ガハハハハハハハハハハハハハハハッ!
歌舞伎町は我々がもらったなり
極道ラーメン『歌舞伎町大戦争』
極道ラーメン『歌舞伎町大戦争』神田森莉
これは危険な歌舞伎町の暴力団闘争。
反社の男たちが三つ巴の戦いを始めた!
おのれ!中国3000年の恐ろしさを見せてやる!
太極拳
戦死者たちの魂を故郷に導く乙女
目も見えず口もきけず耳も聞こえません。
リキテックス。水彩紙。
【怪奇小説】青虫ラーメン〜すごい、星がいっぱいだ〜
〜すごい、星がいっぱいだ〜
暗い闇である。
そもそも闇は暗いものなので『暗い闇』などという概念を思い浮かべる時点でだいぶ脳に損傷を受けているのがわかる。珍保長太郎は精神の暗闇の中をさまよっていた。ねばりつくような闇が上 ...
【怪奇小説】青虫ラーメン〜イエス・キリストが恐れなす〜
〜イエス・キリストが恐れなす〜
翌朝、珍保長太郎はもうろうとした頭で目を覚ました。低血圧である。あたりまえである。すこし前に出血多量で死にかけた人間から血を吸うとはなにごとだ。血を吸う巨乳め。
珍保長太郎は怒りでわなわ ...
【怪奇小説】空手対幽霊〜幽霊 対 空手〜
〜幽霊 対 空手〜
鉄玉郎は振り返り、女ミイラのいた場所を見た。
床の上に文字が書かれていた。
ウェルカム
断定はできないが、女ミイラの粉が集まって、文字を構成しているようだった。ダニの集合体ではないよ ...
【怪奇小説】空手対幽霊〜ローマ法王がフェラチオ〜
〜ローマ法王がフェラチオ〜
新宿区歌舞伎町二丁目。都立大久保病院やハイジアの近くにある一見ごく普通のラーメン屋『上海亭』。
黒岩鉄玉郎は、今日も新宿一うまいと一部の変質的マニアに言われるラーメンを客に出していた。うまい ...
【怪奇小説】空手対幽霊〜オシッコ大好き人間〜
〜オシッコ大好き人間〜
『江戸男』の営業時間は、風営法により第一部が午後五時から午前一時、早朝営業が午前五時から午前十時までになっていた。
第一部の営業が終わってから、如月はノロマを裏口から店の駐車場に引きずり出した。 ...
【怪奇小説】空手対幽霊〜あなたも幸せになれる〜
〜あなたも幸せになれる〜
さて、しごいて帰るか。
ここに長居しすぎた。
田中は自分を、いつもなにをやるにしても、最後は必ず失敗する人間だと考えていた。それを防ぐには、失敗する前に切り上げて帰れば良いのだ。これが ...
【怪奇小説】空手対幽霊〜空手地獄変〜
〜空手地獄変〜
「こりゃあ、気味悪い家っスねえッ! 鉄玉郎さんッ!」
愚か者が集団でやってきた。すっとんきょうな声を上げたのは、ホストクラブで働いている、源氏名が如月星夜という、髪の長い軽薄な男。おどけている。自分を『 ...