死骨1

今から四十億年前。ペルセウス座二重星団から来たペルセウス人の乗った宇宙船が事故を起こして太陽系の第三惑星に墜落した。当時の第三惑星は気温が数百度、海はぐらぐらと沸騰していた。宇宙からは強い紫外線や電荷を持った素粒子が降り注ぐ。過酷な ...
くまちゃんウィルス12『タコの吸い出し』

神話的ななにかです。
【怪奇小説】ヒトデ男の恐怖~新・帰ってきたウルトラ忍者~

~新・帰ってきたウルトラ忍者~
「キャアアアアアアアアアアアアアアアッ!」
門前正月は絹を引き裂くような悲鳴を聞いた。赤堤にある自宅アパート近くのため池の横だった。
「なにごとかッ!?」
いつの間にか、 ...
【怪奇小説】ウンコキラー〜ウンコラーメン〜
〜ウンコラーメン〜
呪われたラーメン屋『ラーメン珍長』。バカこと新実大介がまた来ていた。店長に襟足を掴まれ顔面から地面に叩きつけられたのに、こりもせずまた来るとは……。
翌日、なにごともなかったように、暖簾をくぐってバ ...
【怪奇小説】空手対幽霊〜蛇の目覚め〜
〜蛇の目覚め〜
空き家を出て行く鉄玉郎の後ろ姿を見ている人影がいた。
新宿警察署刑事部、青田寧男だった。青田が、何件もの連続殺人に関係していると確信している血に飢えた殺人鬼、黒岩鉄玉郎は妙にすっきりした顔で出てきた。 ...
【怪奇小説】空手対幽霊〜血の袋〜
〜血の袋〜
そこに携帯電話がかかってきた。敬愛する鉄玉郎さんかと思って、如月が出ると馴染みの客の女だった。ホストクラブの早朝営業の前に、如月と食事をしようという誘いである。ちょうど良いので、如月は女をこの駐車場に呼んだ。それか ...
【怪奇小説】空手対幽霊〜この腐れ公安め〜
〜この腐れ公安め〜
今日は鉄拳会館の練習の日である。鉄拳会館のような弱小の空手流派では、自前の道場を持つなんてことは、夢のまた夢だ。
鉄拳会館は武蔵野市北町にある、武蔵野市学習センターという施設の、第二集会室を借りて、 ...
【怪奇小説】空手対幽霊〜気持ちの良い寄生虫〜
〜気持ちの良い寄生虫〜
裕恵は背中を向けて床に寝ていた。いびきは聞こえないので、寝たふりをしているだけ——豚と関わりたくはないので——かも知れないが、よくわからなかった。
ここでなにか気のきいた声をかけないとならない気 ...
【キチガイ】極道ラーメン・カマドウマ拳法の恐怖!

第76回配本
極道ラーメン・カマドウマ拳法の恐怖!男達の熱いブルース!
田舎では美人と評判だったヤンキー女が、新宿に家出をしてきて、悪質なスカウトに騙され風俗で働きはじめる。ところ
【家庭漫画】私は飛行機になりたい

第108回配本
私は飛行機になりたい私はしょぼくれた中年男。会社でも将来はない。家庭でもまったく顧みられていない。そんな私の唯一の喜びは模型飛行機だが、それを野外で飛ばしていたら、通りかか